猫の出てくる映画
猫の出てくる映画といえば、一番は「子猫物語」でしょう。市川昆監督・ムツゴロウさんの作品で、人間が一人も出て来ないし、音楽も坂本龍一作曲という大変な傑作でした。そのほか、順に印象に残っているものから、ご紹介しましょう。
| 「ハリーとトント」：1975 監督：ポール・マザースキー。出演 ：アート・カーニー （アカデミー主演男優賞）。猫様 ：トント。茶色のトラ猫（いわゆるチャトラン）。主演のハリー老人同様、かなりのお歳の猫ちゃんという設定です。 映画の内容：７２才のハリーはニューヨークのアパートが取り壊されることになり、アメリカ大陸を横断しながら、猫のトントをつれて、子供達を訪ねていくが、どこでも歓迎されない。しかし、最後はそれなりの道を見つける、という映画でした。内容もこれからの高齢化社会を先取りしたものでしたし、猫映画としても最高の良い映画だと思います。フォックスよりビデオ発売：３６８９円。 |
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| 「『こねこ』旅するチグラーシャ」：1996 監督：イワン・ポポフ。出演：アンドレイ・クズネツォフ。ビデオ発売元：紀伊國屋書店。3,300円。1999年発売 内容：ロシアには世界有数の猫サーカスがあるそうで、芸をする猫が多数出てきます。モスクワのクリスマス前の寒空の下、子猫が窓から落ちて行方不明になります。それを猫達と子供達で救い出すというハラハラ物語だったような。チグラーシャというのはロシア語で「小さなトラ猫」という意味とか。確か、家にビデオがあるはず・・・。猫好きには是非お勧め。公式ＨＰ：http://www.people.or.jp/~russia-eigasha/ |
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| 「公園通りの猫たち」：1989 監督：?。出演 ：荻野目洋子、松本伊代、落語家の猫八さんも特別出演。猫様 ：グリトン、マーマ、ダンサーなど。 内容：荻野目洋子らの新人ダンサーたちが、猫を描いたミュージカルを演じるために野良猫達を研究し、仲良くしようとする。一方、野良猫は街中で、野良ならではの苦労をしつつ、人間とも助け合う、ということを映画にしたかったらしい。最後は猫達もミュージカルもハッピー、ということでジエンド。典型的Ｂ級映画。弟27回ゴールデン・アロー賞、映画新人賞受賞受賞。 なお、同名の本が出版されているが、猫の対象は同じでも、別内容。 |
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「猫が行方不明」1996 CHACUN CHERCHE SON CHAT |
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| 「スチュアート・リトル」1999米国 監督：ロブ・ミンコフ。。ミセス・リトル：ジーナ・デイビスGeena Davis 。。ジョージ・リトルジョナサン・リップニッキー これは猫の仇＝ねずみが主人公の映画ですが、猫さんもしっかり出演しているのでご紹介しましょう。写真上右のねずみのスチュアートは、リトル家の一人息子ジョージの弟として、孤児院から養子に貰われてきます。そこには既に猫のスノー（スノーベル：3番目写真））がいて、目の敵にします。さらにそこへ野良猫のおしゃべりモンティ（アメリカンショートヘア）が来て、ねずみがスノーのペットだと知り（一番上の写真）、笑い転げます（2枚目写真）。 ねずみも猫も、ＣＧで言葉をしゃべっているので、なかなか面白いです。 スチュアートは騙されて連れられていき、野良猫たちに殺されそうになりますが、スノーの助けで、最後は勿論、ハッピーエンド。仲の悪かったジョージもスチュアートを弟として認め、そしてスノーとも、仲良く暮らします。ビデオ・ＤＶＤとも3000円台で発売されてます。 公式ＨＰ： http://www.spe.co.jp/movie/stuartlittle/ |
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| 「猫の恩返し」2002東宝 高校生のハル（声・池脇千鶴）は、車に轢かれそうになった一匹の猫を助ける。その猫は立ち上がり、「このお礼は後ほど」と口をきいた！その夜遅く家の前に現れたのは、猫の国の王。昼間の猫は、猫の国の王子だったのだ。お礼にハルを猫の国へ連れて行き、王子の妃に迎えたいという猫王（声・丹波哲郎）から誘われる。ハルは、「まあいいかな」なんて思っているうちに猫の国へ誘拐され、王子と結婚させられる寸前、猫の男爵が助けに・・・というストーリー。「猫の恩返し」というと、善意なんだけど、人間のためにならないのが多い、という教訓。猫を知っている人には面白い映画です。ハルの苗字が私とおんなじ(^^)。 公式ＨＰ： http://www.nekonoongaeshi.com/neko/index.html |
 臨時のページ（主題歌） |
| 「キャッツ＆ドッグス」：2001年ワーナーブラザーズ。 はるか昔から猫と犬は熾烈な戦いを続けていた。一方、人間界では、ブロディ教授が犬アレルギー解消薬を発明しつつあった。「これが完成すればますます犬が人間に愛される」と妨害するべく、猫界の支配者（ティンクルズ）は、手下の猫を送り込む。ブロディ家のビーグル犬（ルーちゃん）は、秘密諜報組織の犬達と共に、凶暴な猫たち（右写真、こわそー）に立ち向かう。CGを駆使したアニマル・スパイアクションで、スリル満点かつ大爆笑必至。犬好きにも猫好きにも面白い映画。字幕版と、日本語吹き替え版のビデオ発売。 公式ＨＰ：http://www.warnerbros.co.jp/catsanddogs/menu_c.html |
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ほかにも「ティファニーで朝食を」とか、「奇跡の旅」とか、一杯有るけど、ぼちぼちと・・・。そうそう、「第三の男」にも猫が大事な場面を演じます（偽装自殺した悪役にまとわりついて、実は死んでない事を示唆する）。